「鰻の成瀬」というフランチャイズ

フランチャイズビジネス部

「鰻の成瀬」というフランチャイズついて知りたい。

こんなテーマに関する記事です。

この記事の内容

「鰻の成瀬」という、良質なうな重をお手頃な料金で提供されているフランチャイズについて、記載しています。

フランチャイズビジネス部

うな重を、
 お手頃な料金
で提供している、
 「鰻の成瀬」というフランチャイズ
が好調です。

千葉店の様子を詳しくレポートしている下記サイトによると、うな重の料金が、
 松 2,600円
 竹 2,200円
 梅 1,600円
とかなりお得感のある設定になっています。 

本ページでは「鰻の成瀬」というフランチャイズの内容を考察しています。

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目次

「鰻の成瀬」とは、

フランチャイズビジネス部

「鰻の成瀬」を運営している会社は、
 フランチャイズビジネスインキュベーション株式会社
という、
 フランチャイズ本部支援、FCシステム開発など
を行っている会社が運営しています。

つまり、フランチャイズ本部を支援している会社が、自ら、FC本部を立ち上げたという形式ということです。

ホームページを見ると、支援しているブランドと、自らが運営しているブランドがあります。知名度の高いブランドは見当たらなかったので、スタートアップ期のブランドが多いのかもしれません。

「鰻の成瀬」の特徴については、下記のパブリシティーに記載がなされています。

高級店で提供されているニホンウナギを使用
その時期でもっとも美味しい鰻を提供するためにISOに準拠し、HACCPに則った養鰻場から仕入れています。エサにもこだわり、現代の日本人の口に合う鰻を厳選しています。


職人の技術を完全再現かつ提供までの時間を大幅に短縮
老舗店では提供まで20~30分かかっていましたが、待ち時間を10分程度にまで短縮に成功したことで、店内飲食だけでなく気軽にテイクアウトすることができます。


ボリューム満点なのにリーズナブル
価格は老舗鰻専門店の半額程度、量は 1.5 倍*(g 数比較)を実現! 一人でも多くの方々に美味しく鰻を召し上がって頂けるよう目指しています。 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000107560.html

たしかに、先にご紹介した千葉のグルメサイトでも、料金もさることながら、
 味、店内の雰囲気
も含めて、満足度が高い様子が記載されています。

一定の品質で、しかも、料金も低めということであれば、
 需要も多い
ということが見込まれます。

過去にも、
 低価格のうなぎのフランチャイズ
がありましが、なかなか広まりませんでした。
やはり、低価格だけではなく、
 店づくり
も含めた提供のしかたが重要なのでしょう。
もともと、高級な食材ですので、単に、安さだけをアピールしても、需要と合致しないということかもしれません。

加盟条件などについては、ホームページなどには、記載はありませんが、
「フランチャイズ比較ネット」
というサイトには、下記の記載がありました。

実店舗型(営業時間2時間/日・30日営業)
売上  :300万円
原価  :120万円
人件費:60万円(主にアルバイト)
定額ロイヤリティ:10万円
歩合ロイヤリティ:15万円
その他:32万円
============
利益:約63万円(売上の21%)


初期費用は490万円~640万円程度(物件条件によって異なる)
損益分岐点到達1ヵ月、目標売上到達3ヵ月がモデルとなります。

「フランチャイズ比較ネット」 https://www.fc-hikaku.net/unagi_fc

インタビュー動画はこちら▼

【参考】ネット上の情報

フランチャイズビジネス部

店舗の評価に関しては、下記のサイトなどでも記載があります。
概ね、高い評価の内容になっています。

さいごに

フランチャイズビジネス部

フランチャイズとして、かなり、魅力的な内容ではありますね。

というのも、
 もともと、需要があるマーケット
であり、
 味や品質を維持しながら、お手頃な料金で設定している
 お店の雰囲気も、わるくない

ということがその理由です。

その点が、来店した人の「満足度の高い理由」とも言えます。

ただ、あえて注意すべき点をいえば、
 海外の鰻を使用していることによる安全性
という点です。

もっとも、その点については、
 ISOに準拠し、HACCPに則った養鰻場から仕入れている
としています。

「海外」という記載の仕方なので、それが中国産なのかどうかは、わかりません。

しかしながら、できれば、
 国内産の鰻を使用して、料金的な面にもチャレンジ
してほしいですね。

ただ、一般的な鰻のお店でも、
 中国産の鰻を使用しているお店
もたくさんありますので、これは、業界全体の問題ともいえます。
それに、スーパーでも普通に売っていますからね。
ただ、以前問題になった、
 「マラカイトグリーンという、発がん性が指摘されている猛毒が、使用されている件」
がありましたので、意識の高いユーザーは、まず、購入しないでしょう。

いずれにしても、中国産の場合は、鰻に限らず、食材全般において、
 その安全性に疑問が残る
ということが言えますので、その点が気になる部分ではあります。

しかしながら、飲食系の事業の場合、
 中国産の食材
も使っているでしょうから、鰻に限ったことではないと言えます。

そういえば、近所にあった「3代目茂蔵豆富」(最近、閉店)も、
 一見、手作り感のあるある商品アイテムをうりにしていた感
がありましたが、商品の生産地をみると、
 「中国産」
となっているアイテムが意外に多かったですね。
安全性を気にするユーザーは、多分、買わないですね。

【補足】中国産の食材の安全性について

中国産の食材の安全性については、
 検査や現地での指導を行っているので、昔に比べて、安全性が高まっている
という記事をみることがあります。
 本当なのでしょうか?
当然のことながら、全ての食材を検査するわけではありませんし、また、その基準も、正しいものなのでしょうか?

また、国によって、食材に対する考え方の違いもあります。
いずれにしても、なるべくなら、
 国内の食材
の使用が望ましいといえます。

下記に参考なる記事を転記しておきます。

福岡市の中国産冷凍野菜の残留農薬実態調査(平成15年)

海外からの輸入食材については、当然のことながら、全てを検査してるわけではありません。
検査されていない食材については、そのまま市場に流通してしまいます。

(福岡市の中国産冷凍野菜の検査結果について、一部抜粋、引用)

農産物に残留する農薬については、平成5年以降残留 基準及び規制農産物が増加しており、当所においては食の安全性を確保するため、できるだけ多くの農薬を一斉に検査できるよう迅速分析法を開発してきている。
今回のほうれんそうの違反事例については、収去後2日目に検査結果が判明したため、約6tの違反食品を市場に流通する前に販売を中止することができた。
各種輸入食品については検疫所で検査されているが、ロットのばらつきもあるため、
 今回のケ-スのような違反食品が流通していること
が考えられる。
福岡市は地理 的にも東アジアに近く、以前から農薬の残留が懸念されていた中国産野菜等の水揚げ量が多いため、今後もこれら輸入食品の監視強化を図っていく必要があると考える。

https://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/25254/1/28-p133.pdf?20161209102852

■中国人も「これは工業用だ」と絶句。戦慄の「ホルマリンウナギ」(文春オンライン)

中国国内で禁止されている薬物が、輸出向けには公然と使用されていたということですね。
もっとも、それを輸入している、あるいは、扱っている日本国内の業者にも問題があると言えます。
仮に、そのような業者が、「現在は、安全性に配慮しています」と言っても、はたして、信用できるのでしょうか?

(文春オンラインの記事について、一部抜粋、引用)

マラカイトグリーンとは、発がん性が指摘されている「猛毒」だ。
その毒性ゆえ、2002年に中国国内向けの養殖にすら禁じられていたにもかかわらず、過密・大量飼育による病気の蔓延を防ぐために公然と使用されていた。

これをきっかけに中国産ウナギへの不信感は瞬く間に日本全土へと広まり、輸入時の検査も厳格化された。

だが当然のように、その後も違反は後を絶たない。
取材を行った2013年2月にもさいたま市で販売されていた中国産ウナギからマラカイトグリーンが検出されていた。

https://bunshun.jp/articles/-/5204

違反が日常茶飯事ということになると、
 それを食することによる健康上の被害
のリスクがあるといわざるをえません。

なるべく早い時期に、国内に流通する鰻が、
 国産の食材
に切り替えわるといいですね。

以上、「鰻の成瀬」についてでした。

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