ゴーストレストランの集客は、どうすればいいのだろう?
こんなテーマに関する記事です。
ゴーストレストランを開業した後の集客は、いくつかの方法がありますが、そのうち、ネットの対策がかなり重要となってきます。
ゴーストレストランを出店した後、
どのように集客をするのか
が、最大の課題となります。
路面店のように、オープン時に店頭で演出することもないので、飛び込みのお客さんも期待できません。
ですので、どのようにして
新規のお客さんにリーチするか
が、売上げの数字に直結してきます。
実際に集客する方法としては、メインは、
ウーバーイーツなどのデリバリーサービスで上位表示を狙う
ということになってきます。
その他には、べたな方法ですが、
チラシのポスティング
などがあります。
順に内容をみていきましょう。
ウーバーイーツなどのデリバリーサービスで上位表示を狙う
ウーバーイーツなどのデリバリーサービスのサイトで、
ユーザーが画面を見た際に、上位表示される
ことが重要なポイントになってきます。
一般的なサイトでいう、SEO的な考え方です。
ただ、その画面が、ウーバーイーツなどのデリバリーサービスの会社のサイトになるので、その会社の上位表示のアルゴリズムに合わせた運用をする必要がでてきます。
ウーバーイーツの場合は、
グリーンスタンダード
という基準があります。
グリーンスタンダードの内容としては、下記項目となります。
1.オンライン率
営業時間中に、サービスをオンライン状態にしておくこと。
そもそも、そうしないと、注文もはいってきません。
2.メニュー数
登録するメニューの数も、最低15品以上が良いとされています。
3.写真
すべてのメニューに写真があるほうが望ましいとされています。
これも、お客さん側からしても、理にかなっています。
4.商品説明
各メニューの商品説明もしっかり記載します。
5.受注率
実際にはいった注文に対して、受注した割合も重要です。
複数の商品の注文が同時にはいった際、一部の商品が売り切れでキャンセルになっても、他の商品の注文を受ければ、受注自体は受けたことになります。
6.キャンセル率
品切れなどで、ひとつでもキャンセルした商品があると、キャンセル率がアップしてしまうことになります。
下記の動画で、詳しい説明がありますので、参考になります。
(参考)飲食店の為の『Ubea Eats』の基礎知識『グリーンスタンダード(Green Standard)』について
株式会社GlobridgeMARKETINGの岩田さんという方が話しをされています。
株式会社Globridgeは、宅配からあげ専門店のあげたてを運営している会社です。
また、こういった基準は、アップデートされていきますので、適宜、状況に応じた対策が必要になってきます。
チラシのポスティング
例えば、ピザのデリバリーの場合、この、チラシのポスティングが重要な販促手法になっています。
ピザのデリバリーの販促と言えば、ポスティングです。
印刷代やポスティングの費用はかかりますが、そのエリアの特性や、チラシの内容、メニュー構成など、ノウハウを蓄積していけば、それなりの効果が期待できます。
ただ、ゴーストレストランの場合、デリバリーをどうするかという問題がでてきます。
結論としては、
自前で用意する
か
チラシの内容を、デリバリーサービスのサイトに誘導する
かになります。
折角、チラシを見て注文してくれてたお客さんですので、できれば、デリバリーも自前で行いたいところです(デリバリーサービスの手数料も発生しませんので)。
ただ、それはそれで、配達スタッフなどの問題もあります。
例えば、人員的な対応ができるのであれば、お蕎麦屋さんの出前ではないですが、エリアを限定して対応する等も検討の余地があると言えます。
また、別の視点で考えると、デリバリーサービスを利用する際、近隣に配達パートナーがいない場合、その注文がキャンセルになるリスクがあります。
ですので、リスク回避として、お店のスタッフを配達パートナーとして登録しておくという方法もあります。
その場合は、ある意味、自前で、配達できる状態にあると言えますので、チラシから直接注文がはいった場合に、そのスタッフが配達することで、自前でデリバリーできます。
その他に、チラシの内容を、
テイクアウトへの誘導
をアピールする内容にしても良いでしょう。
その場合は、チラシの中で、テイクアウトの内容を、訴求力のあるものにしていく必要があります。
さいごに
ゴーストレストランの場合、出店コストを抑えることはできますが、運営スタイル的に、
認知度をアップさせるための施策
や、
デリバリー
でのコストが必要となってきます。
ですので、そういった面も含めて、
事前に設計する経営計画を、なるべくシビアな数字で組み立てておくことが大切
になってくると言えます。
以上、ゴーストレストランの集客方法についての説明でした。