怪しいフランチャイズのトラブル内容と、回避策とは?

フランチャイズビジネス部

フランチャイズ本部の中には、
 怪しいと思われるような先
もあります。そんな時の注意点などについて知りたい。

こんなテーマに関する記事です。

この記事の内容

フランチャイズを展開している会社は、それこそ、ピンかキリまであります。ここでは、怪しいフランチャイズを見極める際のポイントについて、注意点とあわせてわかりやすく説明しています。

フランチャイズビジネス部

フランチャイズビジネスを展開している会社には、
 怪しいのでは?
と思われるような会社もあります。

また、フランチャイズビジネスに
 なにか胡散臭いイメージ
がつきまとう原因としては、
 過去に、フランチャイズ契約の伴い、裁判が起こされていたり、トラブルになったというような事例
が、ある程度の件数発生していることにも起因します。

ですので、
 フランチャイズで募集をかけている会社
の中にも、注意が必要な会社が混在している可能性もあります。

実際、フランチャイズ本部のなかには、「しっかりした体制が無い」といったケースも見受けられます。

そういったフランチャイズ本部とは、
 加盟契約を控えたほうが賢明
と言えます。

では、実際、怪しいフランチャイズ本部がおこしやすいトラブルとしては、どのようなものがあるのでしょうか。
順に見ていきましょう。

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目次

トラブルの原因

フランチャイズビジネス部

怪しいフランチャイズは、結局、
 加盟店とのトラブル
を起こしてしまいます。

加盟店とのトラブルの原因は、
 加盟募集や、契約時の説明時
と、
 加盟後に実際に事業をスタートしてからの状況
とのギャップによるケースが多いと言えます。
あるいは、契約時に、書面に記載があったとしても、その内容を十分に理解していないといったケースもあります。

下記、どういったケースでギャップが発生し、トラブルになりやすいかについてピックアップします。

売上げ予測

フランチャイズ本部と加盟店のトラブルで、主要なもののひとつが、
 当初の説明通り「売上げ」が上がらない
という点です。

通常、フランチャイズの事業説明会などで、
 モデル収支プラン(収益シュミレーション)
を説明します。
その際に、当然、数か月後には黒字になるような数字を提示します。

ただ、実際に、そこまで売上げが伸びない場合は赤字となり、
「話しが違うじゃないか?!」
となってしまいます。

本部の支援体制

よく聞くお話しとして、
 「本部が全然、支援してくれない」
というケースがあります。
もっとも、本部によっては、スーパーバイザーという経営支援する担当者自体を置いていないケースもあり、また、最初からそういう体制の場合もあります。
しかしながら、最初の説明と実際に相違があると、トラブルに発展します。

加盟店に対する縛りがキツイ

コンビニのフランチャイズで問題になっているように、営業時間や、仕入れ、廃棄品の対応など、
 加盟店に対する縛りがキツイ
というようなケースがあります。
契約書に記載されていることなら事前に把握できますが、実際、それ以外の部分もあります。
これは、本部の姿勢が大きく影響しています。
例えば、コンビニの場合でも、セブンイレブンとセイコーマートでは、加盟店に対する姿勢が全く異なっていると言えます。

契約上のトラブル

フランチャイズ契約を中途解約したり、更新時に契約解除するケースもあります。
その際の対応について、トラブルに発展するケースがあります。
例えば、途中解約の際の違約金が高すぎる為、裁判に発展するようなケースです。

それ以外にも、様々なトラブルの可能性もありますが、主だったものとしては以上のようなケースがあります。

トラブルを回避する為の方法

フランチャイズビジネス部

トラブルを回避する為には、シンプルですが、
 ・フランチャイズ本部を見極めること
 ・自身の経営能力を高めること

ということに加えて、
 ・事業として取り組む以上は、ある程度のリスクは想定しておくこと

という点をあげることができます。

フランチャイズ本部を見極めること

フランチャイズ本部と加盟店は、事業パートナーの関係と言えます。
フランチャイズ本部は、その関係を踏まえて、本部を運営しているかどうかが大きなポイントとなります。

通常は、契約内容ひとつとってみても、
 フランチャイズ本部側が有利な内容
となっています。

これは、経営姿勢の問題ですので、
 経営者の考え方
に大きき左右されます。
ですので、フランチャイズ本部を見極めるには、その会社の
 経営者の姿勢
で判断することになります。

これは、特に、フランチャイズだけに限らず、一般的なビジネスでも言えることではあります。

上記を前提に、
 そのフランチャイズビジネスの可能性
を判断することになります。

少なくとも、ある程度の実績がないと、判断しようがないので、
 そのフランチャイズの実際の数字
とあわせて、その数字をあげる為の、
・集客のノウハウ
・商品開発
・サポート体制

などの裏付けとなるような材料をみてチェックしていくことになります。

ここで、単なる想定の数字を提示されても、あまり意味のないものとなります。
また、数字を提示されても、その数字に違和感がないかを判断する為に、
 財務諸表の読み方

 飲食系の一般的な経営の指標(数値)
は事前に把握しておく必要があります。

自身の経営能力を高めること

例えば、フランチャイズ本部が未熟であっても、商材などに魅力的なものがある場合、
 自身の経営の経験値が高ければ、ビジネスとして成り立つ可能性
もでてきます。

例えば、現在はメジャーなフランチャイズでも、まだ、初期の頃の実績もない状態で、加盟した加盟店もある訳です。
実績のない、体制も整っていないフランチャイズに加盟するのは、なかなかリスクがありますが、ある程度、経営経験の高い経営者なら、不足分もカバーできる可能性もある訳です。

その場合も、前提としては、加盟契約前に、
 信頼できるフランチャイズ本部かどうか?
を見極める必要があります。

フランチャイズに加盟して事業をするには、信頼できる本部選びと、自社の経営力を高めるということが大切なんですね。

事業として取り組む以上は、ある程度のリスクは想定しておくこと

フランチャイズの加盟契約を取り交わす際に、
 ・最初から、過度な期待しない
 ・本部支援が十分に受けられない可能性がある

といった点を、予め、想定しておいたほうがいいケースがあります。

つまり、加盟店といったも、形式上、
 独立した事業体
なので、一定の範囲で自主性をもって経営していくことは、必要になってくるということが言えます。

ただ、その上で、フランチャイズ本部の営業担当者が、
 過度に期待させるような説明
をするような場合は、そういった本部と加盟契約を取り交わすこと自体、再検討したほうが良いでしょう。

結局、フランチャイズ本部が、「信頼できるかどうかを見極めること」が大切なポイントと言えます。

さいごに

フランチャイズビジネス部

フランチャイズビジネスといえども、ひとつの事業ですので、必ずしも、事業が軌道にのるとは限りません。
実際に、赤字で閉店する店舗もあります。
もっとも、良いフランチャイズの場合は、ゼロから事業を始めるよりはリスクが低いと言えます。

いずれにしても、事業リスクはありますので、その前提で検討することが重要と言えます。

以上、「怪しいフランチャイズと、その対策」についての説明でした。

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本サイトの運営者が、「フランチャイズ本部の運営」などに携わった経験などを基に、個人的な見解を記載しているサイトです。
これからフランチャイズビジネスを検討されている方に参考にしていただければ幸いです。

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